檜炭ボールとは
植物の美しさに、天然素材が持つ機能を。
檜炭ボールは、国内産の天然素材とフェイクグリーンを組み合わせて生まれた、
PRIMAオリジナルのグリーンデコールです。
黒くころんとした檜炭ボールに、植物の伸びやかなラインを合わせた佇まい。
和の趣を感じさせながらも、どこかモダンな印象です。
素材や機能、人の手によるものづくり。
シンプルな佇まいの背景にある、檜炭ボールのストーリーをご紹介します。

美しさに、機能と意味を。
檜炭ボールが生まれるまで
PRIMAが天然素材を活かしたフェイクグリーンのデコールを開発しはじめたのは、2010年頃のことです。
当時、珪藻土を使った雑貨が注目される中、たどり着いたのが調湿性を持つ北海道産の「珪質頁岩(けいしつけいがん)」。
高品質な造花が広く親しまれるようになった時代にもうひとつ着目したのが、日本の美意識を象徴する「盆栽」でした。
盆栽の佇まいをフェイクグリーンで表現し、日本の天然素材が持つ機能を取り入れることで、美しさだけではない新たなデコールが生まれました。
「日本の美を、日本の素材で表現したい。」
その想いは、今もPRIMAのものづくりに受け継がれています。
2つの天然素材がもたらす、
脱臭・調湿機能

檜炭ボールを形づくるのは、「檜炭(ひのきすみ)」と「珪質頁岩(けいしつけいがん)」という2つの国内産天然素材です。
檜炭は国内産の檜からつくられた炭。珪質頁岩は、プランクトンなどの遺骸が長い年月をかけて堆積してできた岩石です。どちらも100%天然素材で、役目を終えたあとは土に還ります。
珪質頁岩を活かした「エコストーン」のアイテムを見る →
それぞれの特性を活かした、脱臭・調湿機能も檜炭ボールの特徴です。
ニオイを吸着する、檜炭の力
檜炭は、内部に無数の細かな孔を持つ多孔質な素材です。この微細な孔が、ニオイを吸着します。
珪質頁岩にも消臭作用があり、2つの素材が檜炭ボールの脱臭機能を支えています。
檜炭ボール 消臭効果試験

湿度に合わせて吸湿・放湿
檜炭ボールに使用しているのは、北海道稚内の限られた地域で産出される「稚内層珪質頁岩」です。
非常に微細な孔を多数持ち、湿度の高い環境では吸湿し、乾燥した環境では放湿する性質があります。この働きを、檜炭ボールの調湿機能に活かしています。
檜炭ボール 吸放湿特性試験

人の手から生まれる、
ひとつひとつの表情

素材や機能だけでなく、誰が、どのようにつくっているのかも、檜炭ボールの大切なストーリーのひとつです。
北海道釧路市の就労支援事業所では、檜炭ボールの原料づくりの工程を担っていただいています。
これは、「ウェルフェア(社会福祉)」と「フェアトレード」を掛け合わせたウェルフェアトレードの取り組みのひとつ。働くことを通じて、社会参加や自立を支えるものづくりにつながっています。

その原料は、その後ひとつひとつ手作業で丸く成形されます。 手で形を整えていくため、すべてがきれいな正円になるわけではありません。
少し丸かったり、わずかに歪んでいたり。大きさや丸み、表面の表情も少しずつ異なり、一つとして同じ形がないことも、人の手から生まれる檜炭ボールならではの表情です。

北海道でつくられた檜炭ボールがPRIMAへ届くと、今度はアトリエで植物や苔を組み合わせていきます。
枝の向きや葉の広がりを見ながらバランスを整え、一点ずつ仕上げていきます。原料づくりから成形、植物を組み合わせる仕上げまで。いくつもの人の手を通して、一つの商品が完成します。
植物によって変わる、檜炭ボールの表情
組み合わせる植物によっても、檜炭ボールの印象はさまざま。枝ぶりや葉の広がりによって、それぞれに異なる表情が生まれます。気になる檜炭ボールは、画像または商品名から詳しくご覧いただけます。
植物の個性を活かす、
檜炭ボールのデザイン
黒く丸い檜炭ボールに、植物をどう組み合わせるか。PRIMAでは、植物それぞれが持つ枝ぶりや葉の向き、ボリュームを見ながら、その魅力が引き立つようにデザインしています。
点となる檜炭ボール。
線を描くように伸びる植物。
その2つを面として受け止める黒皿。
3つの要素のバランスを整えることで、植物と檜炭ボールがひとつのオブジェのようにまとまります。
黒を基調とした落ち着いた色合いは、和の趣を持ちながらも、和室だけに限定されないのも魅力。モダンでシックなインテリアにも自然に馴染みます。
ひとつでも、並べても。
檜炭ボールの飾り方
檜炭ボールは、ひとつだけを飾るのはもちろん、植物の異なるデザインを複数組み合わせることで、また違った表情を楽しめます。
1点で|小さな景色をつくる
デスクやテーブル、棚などに。植物の伸びやかなラインが、小さなスペースのアクセントになります。
3点で|植物の動きにリズムを
縦に伸びる植物、横へ広がる植物など、異なる葉姿を組み合わせて。高低差や植物の向きによって、ひとつの景色のようなまとまりが生まれます。
5点で|ひとつのディスプレイとして
複数の檜炭ボールを連続して配置すると、それぞれの植物が持つ線やボリュームが重なり、より印象的なディスプレイに。
季節を楽しむ|実ものをアクセントに
実のついた植物などを取り入れると、季節や特別な日の演出にも。お正月など、日本らしい季節のしつらえにもよく馴染みます。
日本の素材と、人の手と、
植物の美しさをひとつに

日本の素材が持つ力、人の手から生まれるひとつひとつの表情、そして植物の個性を活かすデザイン。
知るほどに、また違った魅力が見えてくる檜炭ボール。
合わせる植物によって、一つひとつ異なる表情を見せてくれます。
暮らしに似合うひとつを、ぜひ探してみてください。
最終更新:2026年9月
Writing
畑 歩
PRIMA EC・WEB担当
グラフィックデザイナー歴15年。現在はEC・WEB運営をはじめ、コンテンツや商品ページの企画・制作を担当。
Interview / Supervision
加藤たまみ
PRIMA ブランドマネージャー
商品企画歴20年。生花店での勤務・店長経験を経て、現在は商品企画を中心にブランド全般を担当。





